有料職業紹介事業の 失敗しない開業方法

職業紹介事業の現況と展望

有料職業紹介事業は、初期投資が少なく業界経験のない人でも簡単に始められ、紹介が成功すれば求職者の年収の30%も手数料が取れる簡単な事業でした。

しかし近年は終身雇用制の崩壊や働き方の変化、経済状況等の要因から転職需要は活発になりなりましたが、有料紹介事業者の数も年々増加し2万社を超え毎月150社以上の新規算入があるといわれる超競争事業になっております。

2万件をこえる事業者のうち首都圏には60%以上が集中いたしており、規模的にみると従業員5名以下の業者が90%以上になり多くの小規模事業者にも支えられた業界であることがうかがわれます。

大手人材紹介会社は、大量のコンサルタントを擁しこれらコンサルタントが多くの案件を通して社内に日々ノウハウとデータを蓄積することにより求人会社の希望に沿った又求職者の要望に合致したマッチングを行い高い実績を上げております。

昨今の経済状況と少子化による労働者の減少、働き方改革、終身雇用制の崩壊などいくつかの要因から転職の希望者が増加しいたしており又近年の傾向として新卒の新入社員が入社後数年内に退社し、新たな職場を求めて求職活動をするケースも増加いたしております。

このようなことから企業も通年採用制を検討、開始するなど、労働市場はより流動的になってきております。

又、昨今の「働き方改革」から自社の従業員に副業を認めるところも多くなってきており「職業紹介事業」の需要は益々増加して行くのものと思われます。

 

 

スタートアップの人材紹介業者の開業ポイント

自社で媒体を展開し、日々大量の求職情報と求人情報を取り扱うことができ、又多くの優秀なコンサルタントがこれら情報を通しマッチングのノウハウを日々蓄積させているような大手人材紹介会社に伍して人材紹介事業を行うためにはいくつかのポイントがあります。

1)初期投資を極力小さくする。

有料人材紹介業の認可が取れて開業しても、すぐに実績が上がり順調に発展していくケースはまれです。場合によっては長期間実績ができず徐々に経営が苦しくなり結果失敗することも多いようです。

そのため初期投資は特に慎重に検討しなければなりません。初期投資の中でも特に事務所選びは大変重要です。事務所の設置に多くの資金を費やすようでは、今後数か月又は数年続くかもしれない厳しい経営状況を乗り越えることは大変困難になります。

立地が良く、築浅のきれいな物件は賃料も保証金も高く場所によっては数百万円の資金を必要とします。開業期は求職者を事務所で待って営業をするというより、求職者や求人社のところに出向いて希望や要件をお聞きするというケースの方が多いように思われますので事務所はそれほど大きな要因ではありません。

法改正以後レンタルオフィスでも有料紹介事業の許可が可能になるなど条件が緩和されておりますので、特にスタートアップ時ではレンタルオフィスの利用を検討すべきです。実績の安定とともに事務所の必要性と重要性が増してまいりますので、この時期に改めて事務所の検討をしてみてもよいのではないでしょうか。

2)データの収集やデータのチェツクに外部サービスの利用

大手人材紹介業者は、独自の媒体を有し、一流のコンサルタントが日々これらデータを解析し、マッチング業務を行いノウハウを蓄積いたしておりますので、最新の紹介実績を常にアップデートし最適な価値提供を実現いたしておりますが小規模人材紹介業者の場合、これらツールもノウハウの利用もできません。

しかし株式会社ROXX(東京都港区)が提供している「リファレンスチェツク」や「Back check」という求人データベースを利用することにより大手人材紹介業者のノウハウやデータに迫ることが可能になり、反復自己検証によりマッチングを模索するしかなかったものが事実データを分析導くことが可能になり最適なマッチングを行うことができるようになります。

株式会社ROXXでは有料職業紹介の新規開業から人材紹介業に関するセミナーまで細かくサービスを提供いたしておりますのでぜひ参考にしてください。

3)差別化戦略

大手人材紹介業者は、多くの求職者の対応をしなければならず、効率も要求されることから1人当たりの面談時間や回数におのずと制限が加わり、求職者に寄り添ったきめ細かなサービスを提供することは困難になります。

小規模人材紹介業者の場合大手人材紹介業者のできない価値提供として求職者に寄り添い真に理解することにより本質的なキャリアアドバイスを提供することが可能になり差別化が図れます。

 

 

新規に小規模で人材紹介業を始める方に「失敗しない開業ポイント」をいくつか解説いたしましたが、今後紹介業の需要は益々増加いたしますがその分業者間の競争もより激しくなり、従前のような簡単な事業ではなくなりつつありますが、個人のお持ちのネットワークを最大限活用しSNSやクラウドサービスの利用など新しいツールを用いた新しい人材紹介業には大きな未来があります。

長期に自己資金を有用に